地盤・土構造物の設計・施工・維持管理の現状と
最新のジオシンセティックス技術に関する講習会

日 時:平成29年7月6日(木)
場 所:地盤工学会 会議室(〒112-0011東京都文京区千石4-38-2)
主 催:国際ジオシンセティックス学会日本支部
共 催:地盤工学会(予定)


趣 旨:
 我が国の国土は、地震、津波、暴風、豪雨、地すべり、洪水、高潮、火山噴火、豪雪など極めて多種の自然災害が発生しやすい条件下に位置する。近年では,防災・減災の観点から、設計法、施工法、維持管理法の高度化が進められている。我が国の設計法は、許容応力度法から限界状態設計法、性能設計法に移行が進んでおり,構造物の性能を照査する際には、一定のレベルまでの変形を許容する変形照査を取り入れた高度な設計法が適用されている。一方、高度経済成長期に建設された土木構造物が老朽化を迎えており,既設構造物の補修・補強技術の開発や健全度診断技術の高度化が進められている。一方で,ジオシンセティックス技術を普及させるためには,新しく開発された技術を広く世間に公表する必要がある。
 そこで、国際ジオシンセティックス学会日本支部では,地盤・土構造物の設計、施工、維持管理の現状と課題,またジオシンセティックスの最新技術について講習会を開催するとともに,会員諸氏から広く意見をいただきたい。

定   員 80名
 
参 加 費 正会員2,000円
非会員3,000円
学生 無料

 
参加申込方法 FAXまたはE-mailで,参加者氏名,所属,電話番号,FAX番号,E-mailアドレスを明記して下記へお申し込みください。定員に達ししだいお申し込みを締切らせていただきますのでご了承ください。
 
申 込 先 国際ジオシンセティックス学会日本支部 事務局 奈良
E-mail:nara<@>jcigs.org (<@>をアットマーク@に置き換えて下さい)
Tel:048-858-9239
Fax:048-858-3573

 
問 合 先 防衛大学校システム工学群建設環境工学科 篠田昌弘
E-mail:shinoda<@>nda.ac.jp (<@>をアットマーク@に置き換えて下さい)
Tel:046-841-3810 (ex.3512)

 
  開催案内のPDFファイルはこちらからダウンロードしてください.



地盤・土構造物の設計・施工・維持管理の現状と
最新のジオシンセティックス技術に関する講習会プログラム
 
司会:篠田昌弘(防衛大学校)
13:00~13:10 開会挨拶
三木博史(IGS日本支部長)
 
13:10~13:30 港湾構造物の設計・施工・維持管理
小濱英司(港湾空港技術研究所)
13:30~13:50 道路構造物の設計・施工・維持管理
中村洋丈(NEXCO総研)
13:50~14:10 鉄道構造物の設計・施工・維持管理
中島 進(鉄道総合技術研究所)
14:10~14:30 ジオシンセティックス試験法の動向
篠田 昌弘(防衛大学校)
   
― 休 憩 ―
 
  司会:桝尾孝之(太陽工業)
  ― 最新のジオシンセティックス技術 ―
14:45~15:00 汚染土壌対策ならびに除染仮置場の不陸対策に関する最新技術
下田宏治(東洋紡(株))
15:00~15:15 内圧用ハウエル管HSPEのご紹介
高原源太朗(大日本プラスチックス(株))
15:15~15:30 EDO-EPSについての最新技術
小浪岳治(岡三リビック(株))
15:30~15:45 ジオセル「TerraCell」を用いたのり面対策工法
原田道幸(東京インキ(株))
15:45~16:00 補強土壁の維持管理等に関する最新技術
久保哲也(前田工繊(株))
16:00~16:15 河川堤防における透気防水シートについて
川岸 靖(太陽工業(株))
 
   
  司会:篠田昌弘(防衛大学校)
16:15~16:55 招待講演
  Reliability-based geotechnical design in Canadian Highway Bridge Design Code
  Richard J. Bathurst
(元IGS会長,GeoEngineering Centre at Queen's-RMC教授)
   
16:55~17:00 閉会挨拶
平井貴雄(IGS日本支部幹事長)




update: 2017/5/10