【改訂版発行案内】
ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル
(第2回改訂版)


 「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」は、独立行政法人土木研究所の前身である建設省土木研究所と民間企業20社との共同研究の成果をとりまとめ、土木研究センターより平成5年に初版を、平成12年に改訂版を発行し、多くの技術者によって実務に活用されております。
本マニュアルでは、盛土や土留め構造物、軟弱地盤対策にジオテキスタイルを補強材として用いることで、より経済的で合理的な土工構造物の構築が可能になるようになりました。
今般、道路土工指針(日本道路協会発行)が改訂されたことに伴い、その道路土工指針の改訂版に適合させるとともに、性能設計の枠組みを取り入れた新たなマニュアル(第2回改訂版)を発行いたしました。
 今回の改訂では、性能規定型設計の導入に向けた基本的な考え方を記載するとともに、より地震時の考え方が判り易いように耐震設計法を工法毎に常時の設計と並べて記述しております。また、ジオシンセティックスの試験法等に関して、ISO基準等との整合をいち早く図れるよう「付属資料1」として整理しております。


目次
第1章 総説
1-1 適用の範囲
1-2 用語の定義
1-3 補強土の概要
第2章 補強土工の基本方針
  2-1 ジオテキスタイルを用いた補強土の目的
2-2 補強土工の基本
第3章 計画・調査
  3-1 計画
3-2 調査
第4章 設計に関する一般事項
  4-1 基本方針
4-2 土の設計諸定数
4-3 ジオテキスタイルの設計諸定数
4-4 使用材料
第5章 補強盛土工法
5-1 設計一般
5-2 設計に用いる荷重
5-3 引張補強材としてジオテキスタイルを用いる補強盛土の設計
5-4 排水補強材としてジオテキスタイルを用いる補強盛土の設計
5-5 施工法
第6章 補強土壁工法
  6-1 設計一般
6-2 設計に用いる荷重
6-3 補強土壁の安定性の照査
6-4 排水施設
6-5 基礎工
6-6 付帯する構造
6-7 施工法
第7章 ジオテキスタイルを用いた軟弱地盤対策工
  7-1 ジオテキスタイルを用いた軟弱地盤対策工の種類
7-2 敷設工法
7-3 軟弱地盤上の盛土補強工法
7-4 深層混合処理工法との併用工法
第8章 維持管理
  8-1 基本方針
8-2 補強土の変状と対策
8-3 維持管理の方法
8-4 点検・保守
8-5 補修・補強対策
付属資料1 ジオテキスタイルと土の特性評価試験について
付属資料2 補強土壁の耐震性
付属資料3 被災度調査シート

 
■編 集 ジオテキスタイル補強土工法普及委委員会
■発 行 一般財団法人 土木研究センター
■本体価格 5,500円(税抜)
■お問合せ先 http://www.pwrc.or.jp/wnew1312.html#kousyukai


update : 2014/1/13