IGS NEWS 抄訳
IGS会長コーナー(PP.2)
IGS会長として各国で基調講演をされてきた内容、「ジオシンセティックス補強土構造物の地
震時挙動」および「近年の巨大地震、設計法から得られる教訓」に関して紹介されています。
また,ジオシンセティックスエ学に関する研究の経緯から、学術協会の会長は「組織の長とし
ての指導力」と同様に、「学術的に適切な判断と意見」もあわせ持つ事の重要性について示され
ています。
北米および南米諸国におけるIGS活動について(PP.3-6)
北米および南米諸国におけるIGSに関係する諸活動について掲載されています。各支部の紹介
とともに、近年北米および南米で開催された国際会議について紹介されています。
IGS理事会報告について(PP.7-8)
2009年9月1日において南アフリカ共和国・Cape Town にて開催されたIGS理事会の報告が掲
載されています。本理事会の報告については、技術情報誌2009年11月号(vo1.25,N0.3)にて掲載
されています。詳しくは、技術情報詰vo1.25,N0.3をご覧ください。
次期IGS会長,副会長,理事の公募について(PP.10-18)
次期IGS会長、副会長、理事の各候補者が紹介されています。任期は2010年〜2014年の4カ
年です。日本文部からは大谷順会員(熊本大学)が理事(再任)に立候補されています。選挙は2010
年1月31日〜3月31日において行われ、選挙結果は第9回ジオシンセティックス国際会議
(9ICG-Brazil : 2010 年5月開催予定)にて発表されます。選挙については、詳しくは日本支部事務
局の選挙贋報をご覧ください。
開催報告(PP.18-27)
ジオシンセティックスエ学を内容に含む以下の7つの会議等の開催報告が掲載されています。
詳しくはIGS News もしくは各会議の公式HPをご覧ください。
1)GeoAfrica 2009 (PP.18-20)、南アフリカ共和国・Cape7ITown、2009年9月2〜5日開催
2)12勺ntemationa1 Waste Management and Landfi11 Symposium (Sardinia 2009)(PR20-21)、イタリア
共和国・Cagliari, 2009年10月5〜9日開催:地盤環境に関する会議内容です。会議録の購入希
望の方はeurowasteCtin.itにお問い合わせください。
3)Jubilee Symposium on Polymer Geogrid Reinforcement (PP.22)、グレートブリテンおよび北アイル
ランド連合王国・London、2009年9月8日開催
4)lntemationa1 Symposium on Geoeinvironmenta1 Engineering (ISGE 2009)"(PP.22-23)、中華人民共
和国・Hangzhou、2009年9月8〜10日開催:地盤環境に関する会議内容です。
5)y(1Remediation Technologies Expo,R,emTech 2009(PR23-24)、イタリア共和国゜Ferrera、2009年
9月23〜25日開催:環境問題に関して多岐にわたる会議内容です。会議録の購入を希望される
方はinfoCdeaedizioni.itにお問い合わせください。
6)1戸lntemational Conference on Soi1 Mlechanics and Geotechnical Engineering(171CSMGE)(R25-26)、
エジプト・アラブ共和国・Alexandria,2009年10月5〜9目開催:国際地盤工学会主催の土質力学・
地盤工学に関する国際会議です。本会議において、「Effects of shakinghistories and material properties
on seismic performance of geogridreinforcedretaining walls and gravi砂type retaining wa11」という論文に対
して中島進会員(土木研究所)がYoung Member Awardを受賞されました。詳しくは、本号の表彰
をご覧ください。
7)Hightex Confbrence、カナダ・Quebec、2009年10月7〜8目開催
i舌(P.27-30
IGS主催もしくは協賛の会議について、会告が掲載されています。
1)91h lntemationa1 Confbrence on Geosynthetics(9ICG)(PP.27-28)
会議日程・開催地:2010年5月23〜27目、ブラジル連邦共和国・Guaruja
会議内容:水利利用、鉄道・道路、製品、補強、土と補強材との相互作用などジオシンセティ
ックスエ学に関係する多岐に亘る分野
公式HP : (www.9icg-brazi12010.infk)
2)yd lntemational symposium on geosynthetic Clay Liners (PP.29-30)
会議日程・開催地:2010年9月15〜16日、ドイツ連邦共和国・Wurzburg
会議内容:ジオシンセティックスクレイライナー(遮水シート)に関する分野
詳しくは,gbr-c2k10Cskz.de.noにお問い合わせください。
Geosynthetics InternationalおよびGeotextiles and Geomembranesについて(P.36-38)
両誌はともにIGSの公式論文集であり、随時論文を受け付けています。それぞれの論文集にお
いて、最新号までの2〜3号に掲載されている論文の題目・著者名が示されており、論文(PDF形
式)がリンクされています。
また、2008年にGeotextiles and Geomembranes誌に掲載された論文の中から選出されたBest paper
およびHonorable Mentionにっいて紹介されています。日本支部からは勝見武会員(京都大学)らの以
下の論文が、Honorable Mentionに選出されています。
Takeshi Katsumi, Hiroyuki lshimori, Masanobu onikata, Ryoichi Fukagawa: Long-term barrier
perR)rrnanceof modified bentonite materials against sodium and calcium permeant solutions, Ga府む7尼s'
・77・Ga)詞・E?謂扮w7已s', vo1.26, N0.1, pp. 14-30.
ジオシンセティクス関連の会議リスト(P.39) 法人賛助会員リストおよび会員20年以上の法人会員の一覧(P.40-42)
ジオシンセティクスエ学に関連する会議・シンポジウムの一覧が掲載されています。
IGSは20年にわたりIGSの諸活動に貢献してきた法人会員を表彰しています。日本支部からは
株式会社クラレが表彰されました(関連記事:PP.42)。