IGS NEWS 抄訳


2007年7月号 VOL.23. No.2

東京理科大学平川大貴

新IGS理事(2008年〜2012年)の公募について(P.2)
 新IGS理事の公募について案内されています。任期は2008〜2012年での4年間です。IGS理事は規約により、2年ごとに理事の半数を改選する事になっています。現理事で2008年6月に任期を満了する理事は5名で、日本からは嘉門教授(京都大学)が退任の予定です。

2006 IGS賞受賞者の紹介(P.4-7)
 2006年のIGS賞の受賞者(Dr.Ahmet H.Aydilek)について、研究概要が紹介されています。受賞内容は「ジオシンセティックス工学における画像解析の適用とジオテキスタイルを用いた高含水比盛土材料の工学的性質の改善」です。

開催報告:Geo-Environmental Engineering 2007(P.8-9)
 2007年5月22〜24日にわたりGeo-Environmental Engineering 2007(GEE2007)がフランス共和国Grenobleで開催されました。この会議は、日本〜大韓民国〜フランス共和国の地盤環境工学に関する合同研究会で、今回で7回目の開催です。次回(Geo-Environmental Engineering 2008, GEE2008)は2008年6月12〜14日に京都大学で開催の予定です。

開催報告:8th International Geotechnical Conference(P.9-10)
 2007年6月4〜5日においてスロヴァキア共和国Bratislavaにて開催された8th International Geotechnical Conferenceの開催報告が掲載されています。

開催報告:IGS Vietnam Training Course(P.11)
 2007年6月12日にベトナム社会主義共和国HanoiでIGSベトナムトレーニングコースが開催されました。本トレーニングコースは、将来的にIGSベトナム支部の設立を目指し、ジオシンセティックス工学の有効性とIGSの諸活動の利点の広報を目的にしています。本トレーニングコースは、IGSおよびIGS日本支部も積極的に参加しています。

会告:IS Kyusyu07(P.13)
 IS Kyusyu07(5th International Symposium on Earth reinforcement)が2007年11月14日〜16日に福岡で開催されます。詳しくは、本号会告、公式ホームページwww.nda.ac.jp/cc/users/miyamiya/is-kyushu07もしくはiskyusyu@kumamoto-u.ac.jpまでお問い合わせ下さい。

会告:International Symposium on Geotechnical Engineering, Ground Improvement & Geosynthetics for Human Security & Environmental Preservation (P.13)
 2007年12月6日〜7日においてタイ王国Bangkokにて開催されるInternational Symposium on Geotechnical Engineering, Ground Improvement & Geosynthetics for Human Security & Environmental Preservationの会告が掲載されています。この国際会議はIGSとTC39(沿岸災害軽減と復旧に関する技術委員会)とTC4(地震地盤工学と関連諸問題に関する技術委員会)との協賛により開催されます。

会告:GeoAmericas2008(P.14)
 2008年3月2日〜5日にメキシコ合衆国CancunにおいてGeoAmericas2008(The first pan American Geosynthetics Conference and exhibition)が開催されます。会議内容は、主に事例、高分子材料、(性能)設計、施工法、原位置調査などです。詳しくは会議HP(www.geoamericas.info)をご参照下さい。

会告:Geosynthetics Asia 2008 (P.14)/U>
 2008年6月17日〜20日にGeosynthetics Asia 2008(4th Asian regional Conference on Geosynthetics)が中華人民共和国Shanghaiにて開催されます。会議内容は、ジオシンセティックスに関係する物性・挙動や試験法や、水工構造物や舗装、盛土構造物の施工例や応用などです。論文概要の締め切りは、2007年5月31日で締め切られています。参加を希望される方は、会議HP(www.4acg-2008sh.com)をご参照下さい。

会告:EuroGeo4 (P.14)
 2008年9月7日〜10日にスコットランド、Edinburghで開催されるEuroGeo4(4th European Geosynthetics Conference)の会告が示されています。会議内容はジオシンセティックスを用いた土構造物、数値解析やモデル化、設計などに関して幅広い内容となっています。論文概要は2007年8月30日で締め切られています。会議に参加を希望される方は、会議HP(www.eurogeo4.org)をご参照下さい。

Geosynthetics InternationalおよびGeotextile and Geomembranes について(P.15-16)
 両誌は、ともにIGSの公式論文集であり、随時掲載論文の募集を行っています。Geosynthetics International については、Vol.20(2003)より電子化され、IGS会員であれば無料で閲覧することができます。Geotextile and GeomembranesもIGS会員であれば無料で閲覧することができます。詳細は、Thomas Telford のHP(www. thomastelford.com/geosynthetics)をご参照下さい。また、IGS本部のHP (http://www.geosyntheticssociety.org/indexigs.htm)でもリンクされています。

法人紹介:I-Corp International社(P.17)
 法人会員紹介として、米国合衆国のI-Corp International社が紹介されています。I-Corp International社は2006年よりIGSの法人会員です。

ジオシンセティクス関連の会議リスト(P.18)
 ジオシンセティクス関連の会議、シンポジウム等について、開催日、開催地、連絡先などの簡単な情報が掲載されています。

IGS法人会員リスト(P.19)
 発行時点で登録されている法人会員の社名、国名、登録年が掲載されています。

IGS NewsはIGSのホームページ(http://www.geosyntheticssociety.org/indexigs.htm)からダウンロードできます。


update : 07/12/15