IGS NEWS 抄訳


2007年3月号 VOL.23. No.1

東京理科大学平川大貴

新IGS理事(2008年〜2012年)の公募について(P.3)
新IGS理事の公募について案内されています。任期は2008〜2012年での4年間です。IGS理事は規約により、2年ごとに理事の半数を改選する事になっています。現理事で2008年6月に任期を満了する理事は5名で、日本からは嘉門教授(京都大学)が退任の予定です。  

IGS賞(2004年〜2007年)の公募について(P.3-4.)
 2004年〜2007年のIGS活動への貢献に対するIGS賞の公募の案内が示されています。同賞はIGS賞(The IGS Award)とIGS奨励賞(The Young IGS Member Award)の二つがあり、個人またはグループ(4名まで)に対して授与されます。応募は自薦・他薦を問いませんが、IGS奨励賞ではグループ全員が2007年末までに36歳未満である必要があります。IGS日本支部ではこのIGS賞の日本支部会員の候補者に対して推薦を行い、IGS本部にて候補者の選定が行われます。詳しくは本号掲載の会告「2004年〜2007年IGS賞への推薦について(IGS日本支部幹事会)」をご覧下さい。日本支部の推薦を受ける事を希望される方は、2007年9月末までにご連絡下さい。

IGS学生賞(2007年〜2008年)について(P.4)
 2007年〜2008年におけるIGS学生賞(IGS Student Award)の案内が掲載されています。同賞に対しても、IGS日本支部では候補者に対して推薦を行います。受賞者は2008年開催のIGS地域会議(GeoAmericas2008, EuroGeo4, GeosyntheticsAsia 2008のどれかですが、まだ決まっていません)で開催される授賞式と学生セッションに参加しなくてはなりません。受賞者に対しては渡航費の補助としてIGS本部より1,000米ドルの補助があります。詳しくは本号掲載の会告「2007年〜2008年IGS学生賞への推薦について(IGS日本支部幹事会)」をご覧下さい。支部の推薦を受ける事を希望される方は、2007年9月末までにご連絡下さい。

支部紹介:フィリピン(P.5)
 IGSフィリピン支部が紹介されています。

会告:Sardinia 2007(P.13)
 2007年10月1日〜5日にイタリア共和国CagliariにてSardinia2007(11th International Waste Management&Landfill Symposium)が開催されます。本会議は廃棄物管理と埋立に関する国際会議です。会議の詳細はGeneral Information(info@sardiniasymposium.it)までお問い合わせ下さい。

会告:IS Kyusyu07(P.13)
IS Kyusyu07(5th International Symposium on Earth reinforcement)が2007年11月14日〜16日に福岡で開催されます。詳しくは、本号会告もしくはiskyusyu@kumamoto-u.ac.jpまでお問い合わせ下さい。

会告:International Symposium on Geotechnical Engineering, Ground Improvement & Geosynthetics for Human Security & Environmental Preservation (P.13)
2007年12月6日〜7日においてタイ王国Bangkokにて開催されるInternational Symposium on Geotechnical Engineering, Ground Improvement & Geosynthetics for Human Security & Environmental Preservationの会告が掲載されています。この国際会議はIGSとTC39(沿岸災害軽減と復旧に関する技術委員会)とTC4(地震地盤工学と関連諸問題に関する技術委員会)との協賛により開催されます。

会告:GeoAmericas2008(P.14)
 2008年3月2日〜5日にメキシコ合衆国CancunにおいてGeoAmericas2008(The first pan American Geosynthetics Conference and exhibition)が開催されます。会議内容は、主に事例、高分子材料、(性能)設計、施工法、原位置調査などです。詳しくは会議HP(www.geoamericas.info)をご参照下さい。

会告:Geosynthetics Asia 2008 (P.14)
2008年6月17日〜20日にGeosynthetics Asia 2008(4th Asian regional Conference on Geosynthetics)が中華人民共和国Shanghaiにて開催されます。会議内容は、ジオシンセティックスに関係する物性・挙動や試験法や、水工構造物や舗装、盛土構造物の施工例や応用などです。論文概要の締め切りは、2007年5月31日で締め切られました。参加を希望される方は、会議HP(www.4acg-2008sh.com)をご参照下さい。

会告:EuroGeo4 (P.14)
 2008年9月7日〜10日にスコットランド、Edinburghで開催されるEuroGeo4(4th European Geosynthetics Conference)の会告が示されています。会議内容はジオシンセティックスを用いた土構造物、数値解析やモデル化、設計などに関して幅広い内容となっています。論文概要の締め切り日は2007年8月30日です。詳しくは、会議HP(www.eurogeo4.org)をご参照下さい。

Geosynthetics InternationalおよびGeotextile and Geomembranes について(P.15)
 両誌は、ともにIGSの公式論文集であり、随時掲載論文の募集を行っています。Geosynthetics International については、Vol.20(2003)より電子化され、IGS会員であれば無料で閲覧することができます。Geotextile and GeomembranesもIGS会員であれば無料で閲覧することができます。詳細は、Thomas Telford のHP(www. thomastelford.com/geosynthetics)をご参照下さい。また、IGS本部のHP (http://www.geosyntheticssociety. org/indexigs.htm)でもリンクされています。

法人紹介:Geosolutions社(P.17)
 法人会員紹介として、インドのGarware-Wall Ropes株式会社が紹介されています。

ジオシンセティクス関連の会議リスト(P.18)
 ジオシンセティクス関連の会議、シンポジウム等について、開催日、開催地、連絡先などの簡単な情報が掲載されています。

IGS法人会員リスト(P.19)
 発行時点で登録されている法人会員の社名、国名、登録年が掲載されています。

IGS NewsはIGSのホームページ(http://www.geosyntheticssociety.org/indexigs.htm)からダウンロードできます。


update : 07/12/15