ＩＧＳ ＮＥＷＳ 抄訳
IGS理事会(P.6-7)
2006年6月23日〜25日においてイギリスCardiffで行われたIGS理事会報告が掲載されています。理事会の議題は、1)IGS論文集 (Geosynthetics International、Geotextiles＆Geomembranes) 、2)IGSハンドブック、3)IGSコーポレートメンバー、4)IGS賞(IGS Awards, IGS Recognition Awards, Students Awards)、5)第9回国際ジオシンセティックス会議(9ICG: 2010年ブラジルで開催予定)、6)IGS会長・副会長・理事の電子投票、7)新しいIGS支部の設置(チリ、メキシコ)について、です。
IGS理事会の詳細な報告は、IGS技術情報2007年3月号に掲載の予定です。
開催報告：Seminar on applications of Geosynthetics in Environmental Engineering(p.7-8)
環境分野へのジオテキスタイルの応用に関する研究会が2006年4月12日〜14日において中国・上海で開催されました。基調講演は、「Contribution of Geosynthetics to the Geotechnical Aspects of Waste Containment(地盤工学の見地からの廃棄物処理におけるジオテキスタイルの役割)」という題目でDr.J.P. Giroudによって講演されました。
開催報告：Geo-Environmental Engineering 2006(P.8-9)
2006年4月3日〜4日に京都大学で開催されたGeo-Environmental Engineering 2006の開催報告が掲載されています。この会議は、地盤環境工学に関する日本−韓国−フランス合同研究会であり、2006年で6回目の開催となります。次回(第7回)の研究会は、2007年5月21日〜22日フランス・Grenobleで開催の予定です。
開催報告：13th Danube-European Geotechnical Engineering Conference (PP.9-11)
2006年5月29日〜31日にスロベニア・Ljubljanaで13th Danube-European Geotechnical Engineering
Conferenceが開催され、29カ国から300名以上の出席者がありました。会議内容は、地盤改良、構造物の静的・動的相互作用、社会基盤の耐久性等です。基調講演は、The
Isotache Approach. Where are we 50 years after its development by Prof.
Suklje? (Prof.S. Leroueil, Canada) 、Geotechnical problems of reconstruction
of historical cites (Prof.V. Ulitsky et al., Russian Federation)、From major
to minor-innovation and managing risk on small projects(Dr.A.powderham
et al. UK)です。会議録は、Slovenian Geotechnical Technical Society (danube.2006@fgg.uni-lj.si)で購入できます。会議録は基調講演と34カ国から投稿された187編の論文が掲載されています。
開催報告：5th International Congress on Environmental Geotechnics(P.12)
2006年6月26日〜30日においてイギリス・Cardiffにて5th International Congress on Environmental Geotechnicsが開催されました。会議では1 Keynote Lecture(Persistent Organic Pollution: Sustainable Solutions by Dr.M.Eisa, Austria)、3 Feature Lectures(A Survey of Lethal Failures in Municipal Solid Waste Dumps and Landfills by Prof.G.Blight, South Africa; Some Factors affecting Geosynthetics used for Geoenvironmental Applications by Prof.R Kerry Rowe, Canada; The Use of Waste Materials in Construction-Progress Made and Challenges for the Future by Dr.M. Head, UK)と9つのワークショップが開催されました。
会議録はThomas Telford(www.thomastelford.com)で購入できます。
Geosynthetics InternationalおよびGeotextile and Geomembranes について(P.14)
両誌は、ともにIGSの公式論文集であり、随時掲載論文の募集を行っています。
Geosynthetics International については、Vol.20(2003)より電子化され、IGS会員であれば無料で閲覧することができます。Geotextile
and GeomembranesもIGS会員であれば無料で閲覧することができます。詳細は、Thomas Telford のHP(www.thomastelford.com/geosynthetics)を参照して下さい。また、IGS本部のHP(http://www.geosyntheticssociety.org/indexigs.htm)でもリンクされています。
法人紹介：MiraCell社(P.15)
マレーシアのMiraCell社が紹介されています。MiraCell社は2006年に法人会員となりました。
法人紹介：OJSC 494 UKR Russia社(P.16)
ロシアのOJSC 494 UKR Russia社が紹介されています。OJSC 494 UKR Russia社は2003年に法人会員となりました。
ジオシンセティクス関連の会議リスト(P.17)
ジオシンセティクス関連の会議、シンポジウム等について、開催日、開催地、連絡先などの簡単な情報が掲載されています。
IGS法人会員リスト(P.18)
発行時点で登録されている法人会員の社名、国名、登録年が掲載されています。
IGS NewsはIGSのホームページ(http://www.geosyntheticssociety.org/indexigs.htm)からダウンロードできます。
update : 06/11/21