IGS NEWS 抄訳


VOL.18,No.3,NOV.2002

(東京大学/内村太郎)

Daniele Cazzuffi 新会長・Richard J. Bathurst 前会長のメッセージ(p.1-3)
 2002年〜2006年のIGS会長にDanie1eCazzuffi氏が就任しました。新旧会長からのメッセージがそれぞれ掲載されています。

IGS理事会・総会の議事録・会計報告(p.3-5)
 2002年9月20日〜26日に、フランスの二一スで、数回に分けてIGS理事会が開かれました。また、9月25日には、IGS総会が開かれました。それぞれの簡単な議事録が掲載されています。日本支部に関わる議事内容については、ジオシンセティックス技術情報2002年11月号をご覧下さい。

IGS会員名簿のWEBぺ一ジ掲載について、意見募集(pp.5-6)
 IGS理事会では、会員名簿のWEB掲載を検討しています。目的は、会員が名簿の情報を自分で更新することで、常に最新情報を掲載できるようにすることと、名簿を利用するときの利便性の向上です。一方、欧州を含む多くの国で、本人の承諾なしに個人の住所をWEBに載せることは禁じられており、法律面や個人情報の保護の方法について検討を行っています。会員名簿と個人情報のWEB掲載に賛同される方は、directory_pemission geosyntheticssociety.org までご連絡下さい。

IGS各賞の報告(p.6-7)
 2002年9月の二一スの国際ジオシンセティックス会議で、IGS Award、IGS Honourary Member Award、IGS Plaque Award、IGS Service Award、IGS Student Award の各賞の授与が行われました。

論文:Determination of Long-Term Strength of Geosynthetics (P.7-8)
 IGS賞受賞者の1人であるTony M. Allen氏による、補強材の長期強度の測定手法についての報文が掲載されています。

開催予告: 北米ジオシンセティックス会議・CGS-lAH会議(Winnipeg, Manitoba, カナタ)(pp.9-lO)
 2003年9月28日〜10月1日に、カナダのWimipegで北米ジオシンセティツクス会議が開催されます。カナダの地盤工学会(CGS)の第56回国内会議と、International Association of Hydrogeologists (IAH)の第4回国内会議との共同開催になります。アブストラクトの受付は1月中旬でした。詳細は、http://home.cc.umanitoba.ca/~cgsman/cgs2003 まで。

開催予告: 第3回ヨーロッパ会議 ( Munich,ドイツ)(pp.1O)
 2004年3月1〜4日に、ドイツのMunich(ミュンヘン)で第3回ヨーロッパ会議が開催されます。アブストラクトの締切は2月末でした。詳細は、httP://岬叱http://洲w.gb.bv.tum.de/eurogeo3まで。

IGS中国支部から(p.11)
 IGS中国支部の活動内容の紹介が掲載されています。2002年11月には、各地で3つの会議が開催されました。また、4年ほど前に出されたジオシンセティックスの試験と測定法の基準、水文・水力分野へのジオシンセティックスの応用についての基準の改訂作業を行っています。1998年の長江水害の後、治水事業へのジオシンセティックスの応用が、国策として進められています。

開催報告: 第7回1GS国際会議(Nice,France)(p.11)
 2002年9月22-27日に、フランスの二一スで、第7回国際ジオシンセテイツクス会議が開催されました。詳細は、次号のIGS-Newsに掲載します。

Geosynthetics lnternational および Geotextiles and Geombranes (p.12)
 両誌は、ともにIGSの公式論文集であり、随時、掲載論文と購読者の募集を行っています。

ジオシンセティックス関連の会議リスト(p.13)
 19件の会議について、開催日、開催地、連絡先などの簡単な情報が掲載されています。

lGS法人会員リスト(p.14)
 発行時点で登録されている法人会員の会社名、国名、登録年が掲載されています。