IGS NEWS 抄訳
VOL.17, NO.2, JUL.2001

(東京大学/内村太郎)

開催予告:第7回IGS国際会議 (Nice, France) (p.1)
 2002年9月22-27日に、フランスの Nice で、第7回国際ジオシンセテイックス会議が開催されます。
論文投稿のアブストラクト受け付けは4月末で終了していますが、会議への参加をお願いいたします。
 アブストラクトの審査の結果、370の論文が採用されています。会議では、テーマごとに15以上の Special Session を予定しています。また、Keynote Lecture では、以下の通り、若い世代の講師を各分野ごとに複数人予定しています。詳細はホームページ(http://www.7icg-nice2002.com)をご参照ください。
Keynote Lecture 講演予定者
 [Landfill] M. Bouazza (Autstralia), D. Adams (Austria), J. Zornberg (USA).
 [Filtration] E.M. Palmeira (Brazil), J. Fannin (Canada)
 [Geosynthetics Damage] A. Watn (Norway), S.H. Chew (Singapore)
 [Modelling Soil-Geosynthetic Interaction] P. Villard (France), N. Kotake (Japan), J. Otani (Japan)

開催報告:Geosynthetic Conference 2001 (Portland, Oregon, USA) (p.2-3)
 2001年2月12〜14日に、米国の Portland で、Geosynthetic Conference 2001 が開催されました。会議のテーマは、”Economics, Performance and Constructibility Advantages of Geosynthetics” でした。NAGS Award の論文賞と学生賞の表彰が行われました。

The IGS Service Award (p.3)
 第1回の IGS Service Award の表彰が上記の Geosynthetic Conference 2001 で行われ、IGS News の前編集長の Dr. David Elton (USA) に贈られました。この賞は、IGSの役員を長期勤めた方、理事を長期務めて重要な役目をされた方、その他、IGSの将来性を決めるような重要な貢献をされた方が対象です。

IGS会長、副会長、理事の募集(p.3)
 2002年〜2006年期の理事の選挙を2002年5月に行うため、候補者を募集します。日本からは、IGS日本支部長の龍岡文夫教授がIGS理事を務めており、2002年に任期が切れます。IGS会長、副会長の選挙は、2002年9月にフランスのNiceで開催される第7回IGS国際会議で行われます。
 いずれも、IGSの会員で、年1回の理事会に出席できることが条件であり、候補者は2002年1月末日までにIGS事務局に立候補の申請書を送る必要があります。

IGS賞、IGS学生賞の候補者募集(p.4-6)
 1998年〜2001年にかけてのジオシンセティックスに関する業績に対するIGS賞の候補者を、募集します。日本支部でも、候補者を募り、推薦を行います。詳細は、本号の「1998年〜2001年 IGS賞への推薦について(再掲)」と「2001年〜2002年 IGS学生賞への推薦について(再掲)」を参照して下さい。技術情報7月号に掲載した会告より、応募期限が早くなっていますので、ご注意下さい。

IGS支部報告(p.6-8)
 韓国、オランダ、西太平洋、ベルギー、南アフリカ、インド、ペルーの各支部からの活動報告が掲載されています。

開催予告:IS Kyushu 2001 (福岡) (pp.8-9)
 2001年11月14-16日に、福岡市で International Symposium on Earth Reinforcement が開催されます。 詳細は、本号の会告『「地盤の補強」に関する国際シンポジウム( IS Kyushu 2001 )』をご覧下さい。

開催予告:IS Nuremberg 2002 (Nuremberg, Germany) (pp.9-10)
 2002年4月16-17日に、ドイツの Nuremberg で、International Symposium on Clay Geosynthetic Barriers が開催されます。主なテーマは、土木、水利施設、環境保護、廃棄物処分、輸送システム、廃液処理、水源地保護等への応用、長期耐久性、試験法、粘度の鉱物学、規制、今後の研究の発展性などです。投稿論文のアブストラクトの締め切りは、2001年8月31日でした。

開催予告:Capri 2002 (Capri, Italy) (pp.10-11)
 2002年6月24-28日に、イタリアの Capri で、New Trends in Water and Environmental Engineering for Safety and Life と題した国際会議が開かれます。2000 年に続いて、第2回目の開催です。主なテーマは、水源の管理、水質汚染や洪水などの水に関する問題、都市排水などで、学際的な会議を目指しています。投稿論文のアブストラクトの締め切りは、2001年9月15日でした。

開催予告:IC-FSM 2002 (Sorrento, Italy) (pp.11)
 2002年5月16-17日に、イタリアの Sorrento で、International Conference on Fast Slope Movements ? Prediction and Prevention for Risk Mitigation と題した国際会議が開かれます。主なテーマは、j地すべりのリスク評価と被害軽減です。投稿論文のアブストラクトの締め切りは、2001年9月30日でした。

Geosynthetics International および Geotextiles and Geomembranes (pp.11-12)
 両誌は、ともにIGSの公式論文集であり、随時、掲載論文と購読者の募集を行っています。

ジオシンセティックス関連の会議リスト (p.13)
 14件の会議について、開催日、開催地、連絡先などの簡単な情報が掲載されています。

IGS法人会員リスト (p.14)
 発行時点で登録されている85社の法人会員の会社名、国名、登録年が掲載されています。