2019年度IGS日本支部賞
国際ジオシンセティックス学会日本支部

 国際ジオシンセティックス学会日本支部では、学会活動をより活性化するために、ジオシンセティックスシンポジウム(ジオシンセティックス論文集)に採択された論文およびジオシンセティックス技術情報に掲載された技術報文の中から、優れた論文、技術報文に対して下記の支部賞を授与しています。
 JC-IGS 論文賞、JC-IGS 論文奨励賞の対象は、2017、2018年のジオシンセティックス論文集に掲載されたもので、JC-IGS 技術賞、JC-IGS 技術奨励賞の対象は、2017年3月号~2018年11月号のジオシンセティックス技術情報に掲載された技術報文です。また、受賞者の資格は、IGS日本支部の会員(個人会員、学生会員、特別会員)および会員を代表とする機関あるいはグループで、JC-IGS 論文奨励賞については、募集公示年の1月1日現在における年齢が満35歳未満の個人会員または学生会員です。
 各賞は、行事委員会、編集委員会において推薦された論文、技術報文をもとに2段階の審査の後、表彰委員会で決定致しました。2018年12月に行われたジオシンセティックスシンポジウムにおいて表彰式を開催し、受賞者を発表し、支部長が各賞の授与を致しました。



①JC-IGS論文奨励賞
(ジオシンセティックスに関する研究を行い、将来、学術および技術の進展に貢献が期待される論文の著者
太田 遥子, 小野 耕平, 河村 未奈
「ジオグリッドを用いた埋設管スラスト防護工法の形状寸法が付加抵抗力に与える影響について」
ジオシンセティックス論文集第33巻, pp.55-60, 2018年12月
(クリックするとJ-STAGEに掲載されているページにジャンプします)
  
②JC-IGS技術奨励賞
(ジオシンセティックスに関する技術的研究を行い、将来、学術および技術の進展に貢献が期待される論文の著者)
松田圭大,林 啓二,原 靖,木幡行宏,久保幹男,倉知禎直,安達隊二
「グラベル基礎補強工法による軟弱地盤対策」
ジオシンセティックス技術情報, Vol.32, NO.1, pp.15-20, 2016年3月号
③JC-IGS技術賞
(ジオシンセティックスに関する技術の進展に顕著な貢献をした、個人・グループ)
藤田 智弘,宮田 喜壽
「道路における補強士壁の維持管理に関する取り組み」
ジオシンセティックス技術情報, Vol.33, NO.3, pp.24-31, 2017年3月号

  
④JC-IGS論文賞
(ジオシンセティックスに関する学術および技術の進展に顕著な貢献をした論文の著者)
篠田 昌弘, 東野 圭悟, 久保 哲也
「降雨ハザードを用いた地震時の補強土壁の確率論的リスク評価」
ジオシンセティックス論文集第33巻, pp.139-144, 2018年12月
(クリックするとJ-STAGEに掲載されているページにジャンプします
)
 

写真の提供:三井化学産資株式会社(IGS日本支部表彰委員) 弘中淳市



update: 2020/3/28