ジオテキスタイル技術委員会 第6ステージ

1. 委員会の内容
 近年、我が国では兵庫県南部地震、新潟県中越地震、東北地方太平洋沖地震など、設計震度を超える大地震が度々発生している。さらに、近年では集中豪雨の発生回数も増加傾向にあり、補強土構造物は厳しい外的作用にさらされている。ジオテキスタイル補強土壁の耐震設計は、一般的に水平震度0.2を用いて行われているが、多くの補強土構造物が高い耐震性を示している。また、補強土構造物の排水機能は上限があるにも関わらず、多くの補強土構造物が高い耐降雨性を示している。これらを鑑み、ジオテキスタイル技術委員会では、ジオテキスタイル補強土壁の安全裕度の定量評価に関する検討を実施し、ジオテキスタイル補強土壁の安全裕度を把握することを目的として、検討を実施した。

2. 活動期間
 2013年~2016年

3. 活動・成果概要報告
・各種設計法(港湾・道路・鉄道)における安全裕度について
・ジオテキスタイル補強土壁の変状事例分析と措置
・補強土壁・補強盛土の変状と措置 論文へリンク 

4. 委員



update:2021/11/8